折口医院

在宅医療を受けたい方へ

在宅医療のメリット

住み慣れた場所での治療が、病院での治療では得られないメリットを生み出します。

在宅医療のメリット在宅で療養する最大のメリットは、「住み慣れた環境で生活ができる」ということです。病院は治療の場であり、共同生活としてのさまざまな制限があります。
新たに施設に入所する場合も、そこは知らない場所、知らない人たちに囲まれた生活となります。つまり、これまでの日常とは違う生活を強いられることになります。

それに対し、在宅では、これまでと同じ環境で生活が出来ます。

家族やペットとの暮らしもこれまでどおり。布団も、トイレも、これまでと同じものです。室内や窓から見える景色、聞こえてくる人々の生活の音、吹き込んでくる風も これまでと同じです。病院に入院していれば、「なつかしい我が家に早く帰りたい」と思うことでしょう。

家庭や地域の中での役割も、これまで同様に果たすことができます。父親・母親、あるいは祖父・祖母として、あるいは夫として妻としての役割、存在感もこれまでとかわりません。在宅医療は、このように住み慣れた環境での療養生活を可能とします。住み慣れた環境で安心して寝起きできますし、寝るのも起きるのも、何を食べるのも自由です。病院では不眠だった方も睡眠時間もしっかりとれるようになりますし、食欲不振だった方も好きな物を好きな時間に食べることが出来ます。

こうした結果として、在宅では痛みも軽くなり、痛み止めの量が減ったり、不要となる方もおられます。費用面のメリット入院治療を続けるよりも、退院して在宅医療のほうが費用は安くなることが一般的です。

在宅医療のデメリット

少しでも安心をとお考えの方には在宅医療はお勧めできないかもしれません。

医師、看護師、ヘルパーなど、多くの職種の人が入れ替わり立ち替わり御自宅を訪問することになります。家族・親戚以外の人に家の中にあまり入ってきて欲しくない、と考えておられる方には在宅療養は向かないかもしれません。

急変時が心配、という方もおられるでしょう。病院ならナースコールを押せば数分以内に看護師が駆けつけてくれます。でも、在宅ではそれは不可能なことです。(医師や看護師への電話連絡は24時間可能なことが多いので、その点は御安心ください。)

しかし、どうしても来てほしい診察してほしい、という希望があるならば、在宅では訪問医師や看護師が到着するのに、最低でも数十分はかかることが多いでしょう。すぐに来てもらえないことがどうしても心配で不安だ、という方は、無理して在宅を選択せず、入院や入所の選択がよい場合もあるかもしれません。あるいは、その段階で救急車を呼んで病院に行く、ということになるのかもしれません。

積極的な検査・治療を最期まで受け続けたい(CT/MRIなどの検査、抗がん剤点滴や放射線治療など)とお考えの場合には、在宅では対応が困難な場合も多いです。在宅で可能な検査・治療は、病院とは異なり、どうしても限定されたものとなります。とくに癌末期では、苦痛を軽減するための治療は積極的におこないますが、検査はほとんどおこないませんし、高カロリー輸液などもおこなわないことが一般的です。(ただし、それは緩和ケア病棟に入院していても、検査治療はほとんどおこないません。在宅でも緩和ケア病棟でも同じことです。)

しかし、少し考え方を変えてみましょう。

癌でいよいよ末期、という状態でしたら、すでに痛み止めなどは十分に使用され、苦痛はほとんど感じない状況となっていることが多いのです。癌末期の状況であれば、急変したからといって注射や点滴もおこないませんし、人工呼吸や心臓マッサージなどの蘇生治療もおこないません。 

もう十分に苦痛を取り除いてある状態では、急変したから、といって医師や看護師が駆けつけても追加すべき治療はほとんどありませんし、緊急で駆けつける必要性すらない場合のほうが多いのです。

その段階で出来ることは、静かに見守ってあげることくらいです。病院にいても自宅にいても結果は同じ、とくに追加でおこなうべき治療はなく、そばにいて見守ってあげるだけ。それを御理解いただければ、在宅医療を選択するかどうか、の判断に役立つのではないかと考えます。

介護力の問題と費用

御家族などがおられ、在宅での介護力が期待できる状況かどうか。二人暮らしであれば、御家族に多少の介護負担が発生することは避けられないでしょう。もし家庭での介護力があてにできず、介護保険制度の上限をこえるサービスも組み込んでいかねばならない状況となるようであれば、自己負担額がかなり高くなる可能性はあります。

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